弥生時代から昭和30年代まで、能登一円の海岸で塩づくりが行われていました。
当センター周辺では、能登式製塩土器と呼ばれる下部先端が細く尖った土器が使われていました。
九十九湾園地でも土器の破片が出土することから、塩づくりが行われていたことが分かっていて埋蔵文化財包蔵地に指定されています。
藻塩体験コーナーでは、能登式製塩土器のミニチュアを使った土器製塩が体験できます。
ただし、雨の日や風が強い日には実施できません。そこで、屋内で土鍋を使った塩づくりが体験できるように準備しています。
2lの海水からできるかん水と塩
海藻を使った採かん工程
製塩土器を使った塩づくり
能登式製塩土器のレプリカ
土器にかん水を入れ、薪で炊く
完成まじかの土器製塩
塩を味わう児童
土鍋を使った塩づくり
グループで体験できる
※塩づくりで使う「かん水」は、能登町が小木港沖の水深320メートルの深海から汲み上げている海洋深層水を使っています。