海に親しむ活動プラン

小学校高学年(半日程度)

展示室とシアター(40分)、磯観察(60分)、手作り教室(40分)、昼食(40分) 合計 約3時間

概要

 磯観察では箱メガネとマリンブーツ等を使い、膝くらいまで入って観察します。手作り教室ではプチクラフトか貝殻マグネットが利用できます。
 荒天のため磯の観察路が使えない場合は、展示室での見学の時間や手作り教室で の工作の時間を増やして調整することが可能です。

九十九湾の海岸を散策する

波打ち際での磯観察

小学校低学年(半日程度)

展示室とシアター(40分)、磯観察(60分)、手作り教室(40分)、昼食(40分) 合計 約3時間

概要

 磯観察ではマリンブーツを使い、足首くらいまで入って観察します。波打ち際の石の裏や岩の隙間でイソガニ等を探します。手作り教室はプチクラフトか貝殻マグネットが利用できます。
 荒天のため磯の観察路が使えない場合は、展示室での見学の時間や手作り教室で の工作の時間を増やして調整することが可能です。

学童の磯観察

貝殻細工に夢中の学童

親子の団体等

展示室とシアター(40分)、磯の散策(60分)、手作り教室(40分)、昼食(40分) 合計 約3時間

概要

 磯観察では長靴をはいて、岩や石の上から観察します。波打ち際の石の裏や岩の表面でイソガニ等を探します。手作り教室は親子でランプシェード等の作品を作り、プチクラフトか貝殻マグネットも利用できます。
 荒天のため磯の観察路が使えない場合は土鍋製塩に変えます。

家族や子供会等での磯観察

グループで土鍋製塩を体験する

  

海の学びの一例(一般社団法人能登里海教育研究所と能登町立小木小学校の取り組みとして)

小学校1年生の授業として

本時のねらい:身近な里海の自然に諸感覚を使って接し、自然に親しむことができる。
単元:生活科
単元名:きせつとともだち~みなさんこんにちは~ さんぽのことをおしえて

  1. 海辺(磯の観察路)に行き、里海の夏の様子を諸感覚で感じながら、海辺の自然とふれあう。
    • 6月の時期(夏)に採れる海藻を見る・採取する。(着替えなども入れて70分)(アナアオサ、ボウアオノリ、ミル、カゴメノリ、ツルモ、ホンダワラ、ヤツマタモク、モズク、アカモク、ネバリモ、ウミゾウメン、ワツナギソウなど)海藻が多く見られるところで観察する。このときは、海藻の名前だけをセンター職員からおしえてもらう。
    • 海藻を見て・ふれて、諸感覚でどのように感じたのか思考、表現する。
  2. 海の自然体験館自然体験室に移動し、改めて海藻の名前や生える時期などの簡単な説明をセンター職員から聞いて、海藻を観察する(20分)
  3. 感じたこと、気がついたことを伝え合う。(10分)

 季節を変えて磯観察を行うことによって、「季節によってみられる生きものが違うこと」「アメフラシは海藻を食べ大きくなり、 6月ごろに産卵して一年ほどの寿命をおえること」「海面高さ(潮満ち干)が季節によって違うこと」などを知ることができます。
 磯観察を通じて身近な海の動植物に親しみをもつことができ、海への理解とその環境保全について気づいてもらうきっかけとなるでしょう。

1.器材と危険な生きものを解説

2.マリンブーツとライフジャケットを着用

3.飛石を歩いて移動

4.箱メガネの使い方を解説

5.箱めがねで磯の生きものを観察

6.浅場にヒガンフグを見つけた

7.アメフラシを捕まえた

8.海藻をかじる。どんな味?

9.後片付けを行う

10.自然体験室で採取した海藻を解説