■いしかわ自然学校報告書
実施日時: |
平成30年3月11日に実施、10時~12時 |
実施場所: |
能登町越坂 のと海洋ふれあいセンター海の自然体験室 |
参加者: |
21名(大人9、小人12)、 スタッフ5名 |
■概要
今回のヤドカリ学級は、「春の海藻をみてみよう!」というテーマで実施しました。
2月から3月にかけては一年で最も潮位が下がり、ホンダワラ類をはじめとする海藻が長く生長するため、観察や採集を行うには最適です。実施当日の天候はよかったものの、日本海沖に発生した低気圧に吹き込む形で南寄りの風が吹いたため、肌寒かったです。未就学児童が子どもの参加者の半分近くを占めたため、安全なコースを選んで案内しました。
磯の観察路では、海藻のホンダワラ類が成熟して放卵している様子を観察したり、漂着した褐藻の「かじめ」やワカメを拾い集めたり、ツノマタやベニスナゴといった紅藻や、ウスバアオノリやスジアオノリといった緑藻を採集することができました。
観察を終えて海の自然体験館に戻り、酒かすを少し入れたお味噌汁に「かじめ」やワカメを入れて食べた後、採集してきた海藻をお湯にくぐらせて試食を行いました。
参加者からは、「お味噌汁は、体が温まっていいですね。」とか、「この海藻本当においしいですね!」とか、「この海藻とても渋くてたべられないです!」等、にぎやかに話をしながら試食を楽しんでいただきました。
海藻の観察・採集
採集した海藻を熱湯にくぐらせて試食
2018年03月28日(水)