実施日時: |
平成28年6月18日(土)13時30分~15時30分 |
実施場所: |
能登町越坂 のと海洋ふれあいセンター海の自然体験館自然体験室および磯の観察路 |
参加者: |
大人11名 小人 12名 スタッフ5名 |
■概要
アメフラシがテーマでしたが、アメフラシを観察するには少し時期が遅かったようです。元気なものが見つからず、捕まえて観察している時に紫汁を出したものはアメフラシ5個体のうち、1個体だけでした。
潮位が高く、風も吹いていたので磯観察を行う天候としてはよくありませんでしたが、浅い場所でヤドカリ類やイソギンチャク類を見つけて観察したり、捕まえたりすることができました。
今回のテーマであるアメフラシやウミウシも数種類見つけることができ、クロシタナシウミウシは7個体採集され、アメフラシと体の違いを比較しながら解説を行うことができました。参加者は、アメフラシの体の中には退化して薄くなった貝殻があることなど、実際にふれてみることで実感していただけたようです。また、岸近くにイワシの群れが押し寄せていて、流れ藻にひっかかったものや、打ちあがったものもいて簡単に採集、観察することができたことも、とても印象深かったようです。
参加者のアンケートからは「(磯の生き物に)実際の海で生きている状態でふれることができてよかった」とか「アメフラシが紫汁を出すのをはじめて知り、びっくりしました」、などの感想をいただきました。
屋外タッチフィールドで器材の使い方の解説と生き物の観察を行った
磯でアメフラシやウミウシを探す
アメフラシの卵塊や紫汁を観察する
2016年06月22日(水)